mix～女性ヴォーカル（コンプレッサー）編

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mix～女性ヴォーカル（コンプレッサー）編　[【MIX】楽器別の基礎知識] [編集]

今回は女性ヴォーカルのコンプレッサーについてお話しします。

まずざっくり言いますと
コンプレッサーは大きい音を潰して小さくし、小さな音を大きくするツールです。

コンプレッサーについて詳しくはコチラ

ヴォーカルはダイナミクス（音の強弱）が強いのでコンプレッサーで音を揃えると聞きやすくなります。

世に出回っている音源のヴォーカルほとんどにコンプレッサーが使われていると思います。

女性ヴォーカルの場合はコピートラックを作りそちらに強めにコンプを掛けるのがオススメです。

オリジナルのトラックの方は音量を軽く揃える程度に掛けます

コピートラックの設定はレシオを8：1程度、6db以上のゲインリダクション。

ゲインリダクションはコンプのメーターで確認できます。

オリジナルとコピーの混ぜ具合により様々な聞こえ方が演出できます。
ダイナミクスがあり臨場感あるヴォーカルとしっかりと固まった安定のヴォーカル
両方の良いところを使えるわけですね。

オススメのコンプレッサーはLA-2Aのシュミレータープラグインです。

こちらはWAVESのCLA-2A、IK MULTIMEDIAのWhite 2A Leveling Amplifier、BONB FACTORYのBF-2A等があります。
大抵どれも2Aが付いています。

光学式コンプレッサーと呼ばれるもので、掛けるとクリアにヴォーカルが前に出てきます。
ただこちらはレシオの設定ができないはずです。
レシオ設定が出来るコンプレッサーとの二段掛けもオススメです。

尚、オリジナルトラックの音量揃えには、コンプ以外にオススメなプラグインがあります。

よろしければ、コチラも読んでみてください

音量をそろえるプラグイン Waves Maxx Volume MV2