ダイナミック・マイクとコンデンサー・マイクの違い [レコーディング]
レコーディングで必ず使うマイクについてお話します。
まず、マイクは大きく分けて2種類あります。
ダイナミック・マイクとコンデンサー・マイクです。
それぞれの特徴を見ていきます。
ダイナミック・マイク
コンデンサーと比べると丈夫なマイクです。
注意して頂きたいのが、ダイナミック、コンデンサーであろうとマイクはデリケートということです。
ダイナミックは中に振動板という、空気の振動を伝える板が入っています。
空気の振動という微かなものを捉えるので、これが特にデリケートです。
丈夫というのは、あくまでコンデンサーと比べてです。
プロ、アマ関わらず、よくマイクチェックでマイクを叩く人がいますが、あれは絶対にやめましょう。
またマイクに息を吹きかけるのもよくないです。
マイクは音を伝えるものであり、打楽器ではありません。
叩いても何も意味がないので、チェックをする際は声、音で確認します。
その他の特徴は
コンデンサーに比べて安い、感度が低め(ある程度の音圧が必要)
適した用途はアンプのマイク録り、楽器の集音、ライブでのボーカルマイクなどです。
代表的なものとしてSHURE (シュア)のSM58が非常に有名です。
通称は「ゴッパー」、私とその周りは「ゴッパチ」と呼んでましたが、、、
コンデンサー・マイク
非常にデリケートなマイクです。
湿度と振動に弱いです。
そのかわり、感度が非常に良く、幅広いレンジの音を拾えます。
繊細で倍音成分が重要となるボーカル、ピアノ、アコースティックギターなどに最適です。
そして、ダイナミックと違い、コンデンサーはマイクに電気が通います。
ですので、振動にくわえ、湿度(水)にも弱いです。
使用する際は、ファンタム電源が必要です。
これは、ミキサー、MTR、オーディオ・インターフェイス等から
マイクケーブル(XLRケーブル)を通してマイクに供給されます。
なので、コンデンサー・マイクにはファンタム電源内蔵のハード、XLRケーブルが必要です。
ファンタム電源の電圧は12V、18V、24V、48Vなどがあります。
選択できるものもあるのですが、基本は48Vで使います。
マイクで電圧を指定しているものはそれに従います。
電気を用いて音を拾うので、より繊細な音までもキャッチできます。
注意点はファンタム電源が入ったまま、ケーブルを抜かないことです。
ファンタム電源を切ってから20秒以上待ってから抜くのが望ましいです。
感電したら非常に危ないです。
ファンタム電源は幽霊の電圧と言われていることから
微かな電圧と思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、中々な電圧です。
ファンタム電源は直流なのですが
48Vの直流は濡れた手で触ると筋肉が収縮してしまうこともあるようです。
また湿度に弱いことから、歌うときにつばが飛んでしまうのも良くないです。
ポップガードなどを使いマイクに付くのを防ぐのが望ましいです。
コンデンサー・マイクは値段が高めでデリケートな為手が出しにくいです。
最初は安価なもので慣れることをオススメします。
コストパフォーマンスが良いものとしてBEHRINGERというメーカーがオススメです。
まとめ
ダイナミック・マイク
比較的丈夫で安価、扱いやすい。
電源が不要な為、幅広い環境で利用可能。
ハンドマイクで使える。
<注意点>
・丈夫といってもデリケート、叩かない、吹かないこと。
・マイクの頭(グリルボール)を持って歌わない、ハウリングします。
音抜けも悪くなりPAさん泣かせです。
・ファンタム電源は使わないこと。
故障の原因となります。
コンデンサー・マイク
繊細な音を拾うことができ、レンジも広い。
レコーディング向きのマイク。
ファンタム電源が必要。
<注意点>
・振動に加え、湿度にも弱い。
ヴォーカルのレコーディングの際はポップガード利用が望ましい。
保管する際は、乾燥剤を入れること。
・必ず、ファンタム電源を切ってからケーブルを抜くこと。
感電、故障の恐れあり。
まず、マイクは大きく分けて2種類あります。
ダイナミック・マイクとコンデンサー・マイクです。
それぞれの特徴を見ていきます。
ダイナミック・マイク
コンデンサーと比べると丈夫なマイクです。
注意して頂きたいのが、ダイナミック、コンデンサーであろうとマイクはデリケートということです。
ダイナミックは中に振動板という、空気の振動を伝える板が入っています。
空気の振動という微かなものを捉えるので、これが特にデリケートです。
丈夫というのは、あくまでコンデンサーと比べてです。
プロ、アマ関わらず、よくマイクチェックでマイクを叩く人がいますが、あれは絶対にやめましょう。
またマイクに息を吹きかけるのもよくないです。
マイクは音を伝えるものであり、打楽器ではありません。
叩いても何も意味がないので、チェックをする際は声、音で確認します。
その他の特徴は
コンデンサーに比べて安い、感度が低め(ある程度の音圧が必要)
適した用途はアンプのマイク録り、楽器の集音、ライブでのボーカルマイクなどです。
代表的なものとしてSHURE (シュア)のSM58が非常に有名です。
通称は「ゴッパー」、私とその周りは「ゴッパチ」と呼んでましたが、、、
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コンデンサー・マイク
非常にデリケートなマイクです。
湿度と振動に弱いです。
そのかわり、感度が非常に良く、幅広いレンジの音を拾えます。
繊細で倍音成分が重要となるボーカル、ピアノ、アコースティックギターなどに最適です。
そして、ダイナミックと違い、コンデンサーはマイクに電気が通います。
ですので、振動にくわえ、湿度(水)にも弱いです。
使用する際は、ファンタム電源が必要です。
これは、ミキサー、MTR、オーディオ・インターフェイス等から
マイクケーブル(XLRケーブル)を通してマイクに供給されます。
なので、コンデンサー・マイクにはファンタム電源内蔵のハード、XLRケーブルが必要です。
ファンタム電源の電圧は12V、18V、24V、48Vなどがあります。
選択できるものもあるのですが、基本は48Vで使います。
マイクで電圧を指定しているものはそれに従います。
電気を用いて音を拾うので、より繊細な音までもキャッチできます。
注意点はファンタム電源が入ったまま、ケーブルを抜かないことです。
ファンタム電源を切ってから20秒以上待ってから抜くのが望ましいです。
感電したら非常に危ないです。
ファンタム電源は幽霊の電圧と言われていることから
微かな電圧と思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、中々な電圧です。
ファンタム電源は直流なのですが
48Vの直流は濡れた手で触ると筋肉が収縮してしまうこともあるようです。
また湿度に弱いことから、歌うときにつばが飛んでしまうのも良くないです。
ポップガードなどを使いマイクに付くのを防ぐのが望ましいです。
コンデンサー・マイクは値段が高めでデリケートな為手が出しにくいです。
最初は安価なもので慣れることをオススメします。
コストパフォーマンスが良いものとしてBEHRINGERというメーカーがオススメです。
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まとめ
ダイナミック・マイク
比較的丈夫で安価、扱いやすい。
電源が不要な為、幅広い環境で利用可能。
ハンドマイクで使える。
<注意点>
・丈夫といってもデリケート、叩かない、吹かないこと。
・マイクの頭(グリルボール)を持って歌わない、ハウリングします。
音抜けも悪くなりPAさん泣かせです。
・ファンタム電源は使わないこと。
故障の原因となります。
コンデンサー・マイク
繊細な音を拾うことができ、レンジも広い。
レコーディング向きのマイク。
ファンタム電源が必要。
<注意点>
・振動に加え、湿度にも弱い。
ヴォーカルのレコーディングの際はポップガード利用が望ましい。
保管する際は、乾燥剤を入れること。
・必ず、ファンタム電源を切ってからケーブルを抜くこと。
感電、故障の恐れあり。
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