mix~男性ヴォーカル(EQ)編 [【MIX】楽器別の基礎知識]
今回は男性ヴォーカルのEQ編です。
まず男性ヴォーカルは女性と比べて他の楽器と帯域ががぶります。
ですので、EQの設定は重要となってきます。
基本的にはヴォーカルを1番前に持っていきますので、他の楽器で調整することを考えます。
ただ、ヴォーカルに処理をすることにより聴こえが良くなるポイントもあります。
オケに埋もれず、スッキリとキレイに聴かせる為、EQで1.5kHz〜4kHz辺りを1〜2db程ブーストします。
実音より少し上の倍音部分ですね。
実音より倍音を上げた方が効果的です。
またコピートラックにシェルビングで4kHz以上をざっくりブーストするのも有効です。
この場合極端に2db以上ブーストしたとしても、オリジナルトラックとの混ぜ具合によっては良く聴こえることもあります。
低域に関しては基本いじらないのが無難です。
100kHz周辺に良い成分が含まれていたりもしますので、もしHi-Pass等を掛けられる場合は音の変化を慎重に見極めて掛けていく必要があります。
男性ヴォーカルの場合、100kHz以下の帯域であっても音質に変化がでる場合があります。
難しいと感じた場合は先に紹介しました、中高域の調整のみでイイと思います。
それでは、今回もオススメプラグイン紹介します。
画像でも使用したwavesのRenaisance Eqです。
wavesにはRenaisanceシリーズがありまして、その中のEQです。
こちらは素直に掛かり、効きがイイです。
音質も崩れにくく、使い易いです。
ヴォーカル以外でも何でも使えます。
是非とも使ってみてください。
Waves/Renaissance Maxx【オンライン納品】【期間限定特価】 価格:17,200円 |
<関連記事>
・mix~女性ヴォーカル(EQ)編
・mix~女性ヴォーカル(コンプレッサー)編
・mix~バックグラウンド・ヴォーカル(コーラス)編
・イコライザーとは?
コメント 0